アニメや漫画で『ダンダダン』を見ていて、「あれ?これってウルトラマンのオマージュじゃない?」とテンションが上がった特撮ファンの方、多いですよね!
奇想天外なオカルトバトルが魅力の本作ですが、実は画面の隅々にまで昭和特撮、特に「ウルトラシリーズ」へのリスペクトが限界まで詰め込まれています。
本記事では、特撮を愛してやまない専門ブログ編集長である私が、ダンダダンに隠されたウルトラマン要素の元ネタや、公式も認める驚きの繋がりを徹底解説します。
この記事を読めば、次のエピソードを見る時の解像度が劇的に上がり、思わず誰かに語りたくなること間違いなしです!
【結論】『ダンダダン』がウルトラマンだらけな理由
ダンダダンとウルトラマンの深い繋がりの結論は、原作者・龍幸伸先生と、アニメ版の山代風我監督による強烈な「特撮愛とリスペクト」の結晶だからです。
- デザインの源流:原作者がウルトラ怪獣のデザイナー・成田亨氏に多大な影響を受けている。
- アニメの演出:初代ウルトラマンの影絵OPや白黒放送時代を意識した画面作りが意図的に組み込まれている。
- 公式の繋がり:ついに円谷プロ公式の「ウルトラマン カードゲーム」で原作者描き下ろしのコラボが実現した。
1. なぜ『ダンダダン』にウルトラマン要素が?原作者と制作陣の特撮愛

そもそも、なぜ現代のオカルトバトル漫画に、昭和の特撮ヒーローであるウルトラマンの要素が色濃く反映されているのでしょうか。
その答えは、作品の生みの親である原作者と、それを動かすアニメ制作陣のルーツに隠されています。
原作者・龍幸伸先生と「成田亨」へのリスペクト
原作者の龍幸伸先生は、過去のインタビュー等で特撮への愛を語っています。
特に、『ウルトラQ』や『初代ウルトラマン』に登場する怪獣や宇宙人のデザインを手掛けた天才デザイナー・成田亨氏の画集を愛読し、多大な影響を受けたことを明かしています。
作中で重要な役割を果たす、あの独特なセリフでモモに迫るセルポ星人などのデザインも、成田氏の生み出した不気味かつ洗練された宇宙人の系譜を継いでいると言えますね。
山代風我監督が仕掛ける「特撮的」アニメーション演出
アニメ版でメガホンを取る山代風我監督も、この作品に込められた特撮への熱量を映像に見事に落とし込んでいます。
公式ポッドキャスト番組『ダンダ談話室』にて、山代監督は「オカルンにはウルトラマンであってほしいと思っていた」と明言しました。
特撮に詳しくなかった監督自身も、本作の制作にあたってウルトラシリーズを深く勉強し、数々のオマージュ演出を意図的に組み込んでいるのです。
2. 【比較検証】ダンダダンOPとウルトラマンの激アツオマージュ

特にお祭り騒ぎとなったのが、アニメ版のオープニング映像(OP)や、オカルンの変身シーンに見られる強烈なオマージュです。
SNS上でも「ダンダダン op ウルトラマン 比較」というキーワードで検索する人が続出しました。
影絵(シルエット)演出とモモの耳飾り
1期OPテーマ曲、Creepy Nutsの「オトノケ」に乗せて流れる映像の冒頭。
単色の背景に妖怪や宇宙人のシルエット(影絵)が浮かび上がる演出は、まさに初代『ウルトラマン』の伝説的なオープニングの完全なるオマージュです。
さらに注目すべきは、ヒロイン・モモのシルエットカットです。彼女の大きな耳飾りが、暗闇の中で光る「ウルトラマンの目(発光ダイオード)」に見えるよう計算し尽くされた構図になっており、特撮ファンの間で「秀逸すぎる!」と大絶賛されました。
変身音と「赤」のテーマカラー
主人公オカルンがターボババアの力を借りて変身するシーンにも秘密があります。
監督は、オカルンを変身ヒーロー(ウルトラマン)として描くため、変身後の姿と力の源であるターボババアのテーマカラーを「赤」に統一しました。
そして、オカルンの変身音をよく聞いてみると、ウルトラマンの変身音に非常に似た効果音が使われていることに気づくはずです。これはもう、確信犯ですよね!
3. 怪獣・宇宙人・ポーズから読み解く元ネタ解説
映像演出だけでなく、登場するキャラクターのビジュアルやバトルシーンの構図にも、ウルトラシリーズへの愛が溢れています。
シャコ星人とバルタン星人の類似性
アニメ第9話などに登場する「シャコ星人」を見た瞬間、多くの人が「バルタン星人だ!」と思ったのではないでしょうか。
大きなハサミのような部位、独特のフォルム、そして分身するかのような動き。
龍幸伸先生が成田亨氏のデザインのなかで特に「バルタン星人」を気に入っているというエピソードを知れば、このシャコ星人のデザインが単なる偶然ではないことが深く理解できます。
腕クロス構図や巨大化バトルのウルトラセブン要素
「ダンダダン ウルトラマンセブン」と検索するファンが多いのも頷けます。
作中でキャラクターが見せる腕をクロスさせるポーズや、煽り(下から見上げる)構図のカメラワークは、ウルトラセブンをはじめとする昭和特撮の黄金パターンです。
さらに、巨大化した怪異とのバトルで街のビル群が破壊される描写は、まさに怪獣特撮の醍醐味。他作品の作者も驚愕するほどの高い画力によって描かれた、特撮特有のミニチュアセットを意識したような視覚効果が、バトルに圧倒的な臨場感を与えています。
4. 公式も認めた!「ウルトラマン カードゲーム」夢のコラボ
ここまでリスペクトが続けば、いつか公式と繋がるのでは…と期待していたファンに朗報が舞い込みました。
なんと、円谷プロ公式のトレーディングカードゲームとのコラボレーションが現実のものとなったのです。
龍幸伸先生描き下ろし「メトロン星人」カードが誕生
『ウルトラマン カードゲーム』のブースターパック第5弾「勇輝の黎明」にて、ボックス購入特典として驚きのカードが発表されました。
イラストを担当したのは、他でもない『ダンダダン』の原作者・龍幸伸先生ご本人です!
描かれたのは「幻覚宇宙人 メトロン星人」。夕暮れの街を駆け抜けるメトロン星人が、ダンダダン特有の不気味さとユーモアを交えた圧倒的な画力で描かれています。
一介のオマージュを超えて、公式コンテンツに原作者がイラストを提供するという、まさに特撮ファン・ダンダダンファン双方にとって胸熱すぎる展開となりました。
5. よくある質問(FAQ)
ここでは、検索サジェストにもよく現れる、読者の皆様の細かい疑問にプロ視点でお答えします。
Q. なぜオカルンの変身シーンで画面が「白黒」になるの?
フラットウッズモンスターと戦う際などに画面がモノクロになる演出があります。これは、初代『ウルトラマン』が放送された昭和41年当時、多くの家庭が「白黒テレビ」で視聴していた歴史に合わせた、監督のニクい演出(オマージュ)です。
Q. 「段田男 ウルトラマン」と検索で出るのはなぜ?
これは完全に「ダンダダン」の誤変換(タイポ)による検索キーワードです。漫画のタイトルに込められた本当の意味や由来は別に存在するのですが、スマートフォンなどで「だんだだん」と入力した際、「段田男」と変換されてしまう人が一定数いるため、関連キーワードとして残ってしまっている現象ですね。
Q. 宇宙人や怪異がウルトラ怪獣っぽく見える理由は?
前述の通り、原作者がウルトラ怪獣のデザイナーである成田亨氏を深くリスペクトしているためです。「ただ怖い」だけでなく、「どこか滑稽で、知性を感じるが、根本的に理解し合えない不気味さ」というウルトラ怪獣の哲学が、本作のデザインにも受け継がれています。
6. まとめ:特撮視点で『ダンダダン』を120%楽しもう!
いかがでしたでしょうか。『ダンダダン』にちりばめられたウルトラマン要素の数々を解説してきました。
単なるパロディではなく、原作者とアニメ制作陣が本気で特撮の文脈(カメラワーク、色彩理論、音響)を再構築し、現代の最高峰のアニメーションとして昇華させていることがお分かりいただけたかと思います。
公式である『ウルトラマン カードゲーム』でのコラボも実現し、今後も両者の関係性から目が離せません。
次にアニメを見返したり、単行本を読む際は、ぜひ「これはどの怪獣のオマージュかな?」「この画角、特撮っぽいぞ!」という視点を持って楽しんでみてください。圧倒的に作品の深みが増すはずですよ!